コラム

今どきキッズ、最前線!<アニメ・漫画 編>

このたび『ADK Research Lab』では、独自のキッズパネルを活用したオリジナル調査を2023年7月に実施いたしました。対象は全国にお住まいの414歳のお子さまとなります。本ページでは、その調査結果も用いてキッズにとって“エンタメの中心”と言っても過言ではない「アニメ・漫画」について触れながら、【今どきキッズの意識・行動】に迫ってまいりたいと思います。

直近1カ月以内の注目or気になっているアニメ・漫画作品の顔ぶれとは?

当ラボでは【今どきキッズの推しアニメ・漫画事情】を把握するため、「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品」を純粋想起(自由回答/3つまで)で聴取いたしました。長きに渡りキッズに支持される【定番アニメ・漫画】のほか、直近で放送・配信されているアニメ作品も上位にランクインする結果となっています。
特に顕著だったのが、4月クールのアニメ放送で大ブレイクを果たした『【推しの子】』です。小学生(低学年)~中学生の女児で1位を獲得するほか、それ以外の層でも上位にランクインしており、その注目度はキッズにも浸透している状況です。

「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品 ランキング(単位:位)」
ADKオリジナルキッズパネルより作成

「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品 ランキング(単位:位)」 ADKオリジナルキッズパネルより作成

アニメ化を契機としてファン層が一気に拡大するケースは多いですが、『【推しの子】』の場合はキッズ(特に女児)に拡大していった好例と言えるのではないでしょうか。拡大していった要因はいくつかあると思いますが、大きく以下の3つであると推察します。

<主な要因(仮説)>
① 【アイドル】という、キッズが憧れる職業をテーマにした作品であること
② 親からの影響を受けて、「一緒に見る・楽しむ」行動を創出したこと
③ オープニング主題歌のYOASOBI『アイドル』が大ヒットしたこと

 『【推しの子】』に限らず、地上波での放送だけでなく、動画配信サイト等で「追っかけ視聴」や「イッキ見」できる環境が整っている点も忘れてはなりません。ちなみに、『【推しの子】』と同じ4月クールにアニメ放送していた『鬼滅の刃』のランキングも見てみると、男児・女児ともに安定しており、依然として注目度は高いです。

「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品 ランキング(単位:位)」ADKオリジナルキッズパネルより作成

アニメの情報源では、「YouTube」が台頭。「テレビ」に次ぐメディアに成長。

次に「アニメの情報を得るために参考にしている情報源」について、お話していきたいと思います。一部で順位は変わりますが、全ての層で上位3項目は変わらず、「テレビ」「YouTube」「友人」となりました。ここで注目したいのが、【テレビとYouTubeのスコア差】です。

「アニメの情報を得るために最も参考にしている情報源<TOP3>(単位:%)」 ADKオリジナルキッズパネルより作成

改めて結果に触れていくと、全ての層で「テレビ」がトップ。2位には【女児:小学生(高学年)】を除いて、「YouTube」がランクイン。キッズにおけるアニメの情報源としての二大メディアとなります。スコア差を見ていくと【女児:中学生】で「テレビ」と「YouTube」の差が2.5ポイントとなり、かなり肉薄しています。もしかしたら1年後には逆転している可能性もあるかもしれません。
そして3位には【女児:小学生(高学年)】を除いて「友人」がランクインしており、年齢が上がるにつれてスコアが高くなる層が多いです。リアルに加えてスマートデバイスを通じたコミュニケーションが活発化してくるからではないか、と推察しています。

『【推しの子】』推しキッズは、「YouTube」「TikTok」「友人」推し!

前述、「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品」で『【推しの子】』と回答したキッズは、アニメの情報源として「YouTube」「TikTok」「友人」が全体よりも高い傾向となりました。中でも、「YouTube」「友人」は「テレビ」よりもスコアが高く、【能動的に情報収集して、友人とのコミュニケーションも活発に行う】ユーザー特徴も見えてきました。皆さんのまわりの『【推しの子】』推しキッズはいかがでしょうか?

今どきキッズは【エンタメおませさん】!?

今回の調査結果より、「今どきキッズは高校生以上の層と似たような嗜好・行動傾向がある可能性が高い」、つまり【エンタメおませさん】であることがわかりました。今後も【エンタメおませっぷり】について、様々な視点で検証・分析できればと思います。

ADK Research Labでは本記事に使用した調査データを公開しております。
本記事でご興味持っていただいた方はこちらのnoteページよりダウンロード可能ですので、ご覧ください。

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【本調査概要】
調査年月:2023年7月
対象エリア:全国
手法:インターネット調査
調査対象者:4-14歳の男女(親の代理回答)
総サンプル数:1,783
調査主体:株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
調査協力会社:株式会社モニタス


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株式会社ADKホールディングス 
 経営企画本部 PR・マーケティンググループ 伊藤 e-mail:mspr@adk.jp

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