ニュースリリース
ADKマーケティング・ソリューションズ、Global IP Power Survey 2026 Reportを発表
~「好きなIPがある」人は7割以上。一方、国ごとに異なる「ファンへの届け方」が浮き彫りに~
2026.04.14
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:大山 俊哉、以下「ADK MS」)は、ADKエモーションズと共に日本・北米・中国・タイ・インドネシアの5市場、約23,000人を対象とした作品・キャラクター(以下、IP)に関する大規模調査を実施し、「Global IP Power Survey 2026 Report」を作成しました。
昨今、IPは世界各国で日常的な娯楽として定着し、各作品のIP体験の多層化・多様化が進んでいます 。本調査を通し、各国のIPとの接触形態や意識について、共通点・相違点が浮き彫りとなりました。
― 調査サマリー(一部抜粋) ―
- 国別の意識と消費行動の違い
- IPを好きなことは、いまや世界中で当たり前。特に中国では96%超が「好きなIP」あり
全5市場で7割以上の人が好きなIPを1つ以上回答しており、IPが国境を越えたエンターテインメントとして深く根付いている実態が明らかになりました。特に中国では、全体で96.6%(大人96.4% / 子ども96.8%)という極めて高い受容性を示しています。また、日本(全体81.7%)や米国(全体84.7%)においても、IPが世代を問わず日常に根付いていることが分かりました。
さらに、各国の「好きなIP」Top20を見ると、日本では90%、タイでは80%と、上位のほとんどを日本発IPが占めています。アメリカ・中国・インドネシアにおいても日本発IPが半数以上を占めており、日本のIPが世界で広く愛されていることが判明しました。
- 国ごとに異なるIPへの意識。日本は世界観没入、米国は制作クオリティ、中国は体験の広がりを重視
IPとの関わりを通じて得られる感情を各国比較したところ、日本・米国・インドネシアは「楽しさ(笑える・元気が出る)」が突出しており、同様の傾向を示しています。一方で、中国では「感動・興奮」、タイでは「楽しさ」に加えて「癒やし」を求める傾向が強いこともわかりました。

また、5カ国共通して「ストーリー×キャラクターデザイン」が重要な魅力点である一方、国ごとに異なる特徴がみられました。日本はストーリーに深く入り込み、背景や設定まで読み解いて楽しむ「没入(世界観)型」、米国はストーリーに加え作画や出演者・制作陣など制作の質を重視する「クオリティ評価型」、中国は鑑賞だけでなくファンイベント、グッズ展開など“体験”を重視する「体験拡張期待型」と呼んでいます。
- 「配信」は世界共通の重要接点。ただし首位は国ごとに異なり、日本はテレビ、米国は食品、中国は映画館、タイはゲームアプリ
IPへの接触方法でも、5か国共通で「配信サービス」がTOP5にランクインしていますが、首位チャネル(最も接触経験率が高いチャネル)は国ごとに違いがみられました。日本は「テレビ」が33.2%、中国は「映画館」47.7%、タイは「アプリゲーム」が48.9%でコンテンツ関連がトップ。米国は「食品」が42.1%と、独自の傾向がみられました。同一IPであっても、各国の特徴を踏まえ、ファンへの届け方を検討する必要性が明らかになりました。

2.ADK独自メソッド:各国での戦略設計
同一IPであっても国ごとに市場のコンディション・特徴が異なるため、当社ではIPの戦略検討に際して、2つの視点から初期分析を行うメソッドを体系化しています。
<「IPの愛され方」を可視化し、取り組むべき課題を特定>
個別IPの現在地を把握するために、市場での「浸透度」と「熱量」を掛け合わせ、「IPの愛され方」を可視化し、優先取り組み課題を整理します。

<戦略指針と具体施策の策定>
各市場において同じ象限に位置するとしても、ファンが求めるIP体験は国ごとに異なるため、各国のIP意識に合わせた戦略策定が不可欠です。
※米国でヘビー型、その他市場でメガヘビー型に位置する、とある日本IPについて分析したデータです。
マーケティングの成功確度を高めIP成長を実現するためには、成長ステージやファン構造といった「IPの現在地」を精緻に把握した上で、採るべき戦略の方向性を定めることが重要です。
ADK MSは今後もクライアント企業のIP成長に向けたマーケティング活動を、一貫して支援してまいります。
<調査概要>
・調査名称:ADK Global IP Power Survey
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:3‐59歳男女 ※IP関連業種従事者、トラップ設問での矛盾回答者を除外し分析
・調査エリア:日本/アメリカ/中国/タイ/インドネシア
・分析サンプル数:日本・17,161ss アメリカ・2,076ss 中国・2,060ss タイ・1,038ss インドネシア・1,038ss
・聴取IP:日本・アメリカ・中国・タイ 58/インドネシア 59
・調査実施:2025年11月7日~17日
<株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ>
マーケティング領域全般における統合的なソリューションをフルファネルで提供。2021年に始動した事業ブランド「ADK CONNECT」がフラッグシップとなり牽引するデジタル&データドリブン・マーケティング領域では、専門性の高いスペシャリストが組織横断で集結し、クライアントのビジネス成果に貢献する「価値ある顧客体験」をご提案します。
・ADK MSウェブサイト https://www.adkms.jp/
【本件に関する問合せ先】
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
ビジネストランスフォーメーションデザイン本部 IPビジネスプランニング局
末本/高橋/金鋪 /西浦/片山 e-mail:ADK_IPBP_prj@adk.jp
株式会社ADKホールディングス
経営企画本部 PR・マーケティンググループ 根岸/内山 e-mail:mspr@adk.jp
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